帰って来て急いで夕飯作っていたら、
「さっきおじちゃんが秋刀魚持って来てくれて。うさこちゃんが帰って来る前に焼いておこうと思って洗っていたら夢だった。」
と、ばぁばが言う。
「この台所?前の台所?」
と聞くと
「ここ。」
ばぁばが倒れてからバリアフリーにしたので、この台所に彼女が立ったことはない。
少しでも私の手助けをしようと動かない体でもいつも考えているのだ。
あまりにも優しい気持ちに泣けた。
バイト先で話したら、心打たれた店主が『洗ってある秋刀魚』を買って来てくれた。
これは、ばぁばが洗った分だよって。
思いやりのある優しい気持ちが、本当の秋刀魚になりました。
今晩の夕飯のおかずは秋刀魚です(*^^*)
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